アラーム発生
発生時
<対処>
- アラームが発生した場合は、運転および受電を停止せず、出力設定を「0」にしてください。(運転を停止すると、以降、自動復帰の有無を確認できません。)
- アラーム発生の状況を記録してください。
- ① 設定値
- ② 出力電圧値および出力電流
- ③ アラート(AL)番号
(APS-Ⅱシリーズ、MPS-Ⅱシリーズ、CC-Link仕様、DeviceNet仕様)
自動復帰した場合
<アラーム要因> 温度異常による停止
<対処>
- 整流器本体内の温度が下がり異常が解除されました。温度異常再発防止のため、下記ご確認ください。
- ① 整流器設置周辺温度の改善
- ② 冷却ファンが動作しているか確認
- ③ 整流器本体内の清掃
温度異常が再発(頻発)する場合
温度センサの劣化や半導体故障等の可能性がありますので、当社にお問い合わせください。
自動復帰しない場合
<アラーム要因>
インバータ型:ヒューズ溶断(ヒューズ搭載機種)、IGBT等半導体の故障
サイリスタ型:出力過電流異常、負荷急短絡
<対処>
- 運転を停止し、当社にお問い合わせください。再運転はしないでください。
- サイリスタ型の場合は、負荷側に短絡要因がないかをご確認ください。
- APS-Ⅱシリーズ、MPS-Ⅱシリーズは、取扱説明書に記載の「アラーム一覧」をご確認ください。
- アラームが発生せずに、本体ブレーカが落ちた場合は重故障の可能性が高いので、受電設備を再投入せずに、当社にお問い合わせください。